EUROPE 2003 4
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Luzern
2003/10/03
8時37分発の電車に乗り、ルツェルンに向かった。

駅に着き、山頂への行き方を聞くためインフォメーションへ。
「今日は雲が厚く雨も降っているので、山頂に行っても何も見えない」と、
インターネットで山頂の様子を見せてくれた。
「でも、山の天気は変わり易いから、、あなた次第よ」とも。



ルツェルンの街を観光する事に決め、
トイレに行きたくなったので駅前のマクドナルドに入った。
コーヒーを注文すると
「カフェオレもカプチーノもこんなに沢山コーヒーの種類があるのに、
君はただのコーヒーでいいの???」と言われ、
苦手なカプチーノを仕方なく頼んだ。
「何処から来たの?」「学生?」「日本は一年にどの位休みがあるの?」
いろいろ聞かれた。
「話せてとても良かったよ」
スイスの人は何故だろうと思う程、皆感じが良い。

マクドナルドのトイレは恐ろしく綺麗だった。
ぴっかぴかに磨かれて、ずっといたい。。。

旧市街にあるピカソ美術館へ。
ここは、ピカソの晩年の作品と、南フランスの日々を写真で見る事ができる。
ピカソ美術館は今まで色々な所を訪れたが、
ピカソの生活を観る事ができる美術館は初めて。
とても楽しかった。

ルツェルンの街を散策。
とても小さな街なので、どこへでもすぐに行けてしまう。
お土産屋さん、時計屋さん、川に架かる橋。。
雨が止み、雲が少し晴れ、遠くの山がすこおし顔を出した。

昼食をカフェテリアで取った後、露天で焼き栗を買った。
ママは「卵の黄身みたいで美味しい」と言っていた。



チューリッヒに戻ると、空は完全に晴れていた。
喜美さんに教えてもらったカフェでホットチョコレートを飲もうと、探す。
辿り着いたそこは、一休みするにはとても豪華。
大きな花が咲き乱れ、天井からは豪華なシャンデリアが下がっていて、
店中に広がる甘いチョコレートの香り。
ママはホットチョコレート、私はジャスミンティーを頼んだ。
どちらもものすごい量が出て来た。
ジャスミンティーなんて、軽く4人分はある。
「またトイレに行きたくなるんだろうなぁ」と思いながら、がぶがぶ飲んだ。

旧市街を抜け、新市街を通り、チューリッヒ湖へ。
記念撮影をして、コープへチーズを買いに行く。
どのチーズを買って良いか分からず、側にいた人に聞いてみた。
「どれが一番おいしい?」
「これ」
手渡してくれた物をどんどんかごの中に入れて行く。

スイスの人は本当に親切。
水は水でも、ガスありなど様々な水がある。
ドイツ語が読めない私は、どの水を買って良いか分からず、側にいた人に聞いた。
教えてくれ、その後その水を持って来てくれた。
その一手間、なかなか出来るもんじゃない。

一度ホテルに戻り、夕食にチーズフォンデゥを食べるため、
またまた喜美さんに教えてもらった店を探す。
ホテルから5分程のその店に着き、ウェイターさんに
「私たちチーズフォンデゥは初挑戦なんだけど、どんな風に頼んだら良いの?」
と聞いてみた。

フォンデゥの中には、チーズ、オイル、コンソメ、などがある。
私たちは一番オーソドックスなチーズを頼む事にした。
あとは、サラダと昨日美味しかった仔牛の白ワイン煮。
ママは周りの人が何を食べているのか、しきりに観察していた。
チーズフォンデゥは思ったよりこってり。
二人では食べきれなかったけど、美味しくて良い思い出になりました。



夕食後、夜の新市街を散歩。
グロースミュンスター、フラウミンシュター、聖ペーター教会、
この街のシンボル達がライトアップされているのは勿論のこと、
チョコレート屋さん、洋服屋さん、骨董屋さん、薬局まで、
全てのお店がディスプレイに明かりを付けているので、
ウィンドウショッピングは夜も楽しい。

この街のセレクトショップ、普段とても目に出来ないような、
毛皮、ドレス、バッグ、靴、とても手に入らない程の金額がつけられ、飾られている。
「どんな人が買うんだろう?」本気で悩むほど、素敵な物ばかり揃っていた。
スイスでこんなに素敵な物を沢山見れるなんて思いませんでした。
Zurich
2003/10/04
やり残した事を全部する日。

お爺ちゃんとお婆ちゃんにチョコレートを買い、早めの昼食をデパートで済ませた後、
チューリッヒ湖にほど近い、チョコレート屋さんのカフェで、お茶とケーキを食べた
(ママはモンブラン、私はビスケットの間にコーヒークリームが挟まって、チョコレートがかかっている物) 。
このチョコレート屋さん、とても悪そうな外見のお兄さん2人が仲良くランチをしていた。
スイスでは、こんなお兄さん達も、こんなファンシーな所で素敵な時間を過ごすのだと、感心した。

このお店のトイレが凄かった。
一度水を流す度、楕円形の便座がウィーンと回り出し、自動で洗浄してくれる。
ママが興奮していた。

レース屋さんに行き、何も買わぬままホテルに戻った。
買った物をパッキングして、迎えの車をロビーで待った。


迎えが到着、空港には20分程で到着。
これからが大変です。
チェックインを済ませ、ラウンジとゲートの場所を細かく聞く。
聞いただけではダメなので、地図をもらい、そこに記入する。
ラウンジからゲートまでは電車を使い、30分もかかるらしい。
「だいじょうぶ?」と私が心配そうにしていると
「迎えを手配しますか?」と聞かれ、お願いする事にした。

「4時半にラウンジで呼ばれるから、入り口で立ってるんだよ
チップ用に5フラン渡すから、連れて行ってくれた人に渡すんだよ」
「だいじょうぶ」とニコニコしているママを見ると、大丈夫じゃない気がして来る。。

パスポートコントロールまで一緒に行き、お別れ。
ガラス越しに階段を下りて行くママを見送っていると、ママが戻って来た。
荷物を持たぬまま帰ってしまう所だった。
通る人に「彼女に渡して」と手渡し、今度こそお別れ。
無事、成田空港まで辿り着けますように。。
思うこと
2003/10/04
チューリッヒの空港でママを見送った後、電車で市内に戻った。
パリ→ニース→ヴェネツィア→ミラノ→チューリッヒ。
長いようで、終わってみて、やはり長かった。

ママと二人の列車の旅、 色々な事をじっくり楽しむことができた。

現地の人と直に触れ合う事は、時に楽しく刺激的だが、
時に自分の愚かさを思い知らされる。

言葉が通じない、ルールが分からない。。
そんな中、小さな優しさに触れた時、目的の場所に辿り着いた時、
「ああ、来て良かった」と思う。
この気持ちを味わうため、旅に出る。

素敵なホテルに泊まれた事に感謝。
毎日美味しいご飯を食べられた事に感謝。
天気に恵まれた事に感謝。
この旅に協力してくれた家族に感謝。
手を貸してくれた多くの優しさに感謝。
一緒に旅を楽しんだ、ママに感謝。

一生懸命たくさんの経験をしたこの旅は、これから様々な形に姿を変えて行く。
10年後、20年後、
「あの時あそこで食べた~~」
「あの時見た~~」
「行って良かったね~」
私達家族の中で、語り続けられる旅になる。
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